犬の体はおよそ60%が水分で出来ています。そのため飲み水にこだわることはとっても大事!!
『って言われても、ミネラルウォーターはダメって聞いたことがあるし、水道水は塩素が入っているから体に良くないし…』
と、結局のところどれをあげたらいいのかわからなくなっていませんか?
でも大丈夫。
このページをしっかり最後まで読んでいただければ、愛犬にとって最適な水が何なのか、何が正しい情報で何が間違った知識なのか、バッチリわかるようになります。それでは早速始めていきましょう。
「ミネラルウォーターが良くない」はデマ!与えても大丈夫です
「ミネラルウォーターを犬にあげるのは良くない」という話を聞いたことがある人は多いと思います。
ミネラルの含有量によって軟水・中硬水・硬水と分類されますが、このうち「犬に良くない」と言われているのがカルシウムとマグネシウムを多く含む硬水です。
硬水を飲み続けるとカルシウム・マグネシウムの過剰摂取になり、将来的に尿路結石になってしまうんじゃないか、という情報が出回っていますが、実はこれ、科学的になんの根拠もありません。
今まで硬水と尿路結石についてたくさんの研究が行われてきましたが、どれも『硬水と尿路結石の因果関係はない』と結論付けられています。つまり、硬水を長期間飲み続けたからと言って特定の疾患になりやすくなったり、健康に影響が出たりすることはないというのが現在の考え方なんです。
現に、ヨーロッパの水道水は硬水ですが、ヨーロッパの人や犬が尿路結石になりやすいなんて話は聞いたことがありませんよね。それが何よりの証拠だと思います。
では水道水は?塩素が入っているからこそ逆に安全説
水道水に入っている「塩素」や「カルキ」、これらは水の殺菌・消毒のために使われるものですが、犬が毎日飲むものに入っていると心配になりますよね。
私も不安に思って色々調べていた時期があったんですが、結論だけ先に言うと「健康被害が出る可能性は限りなくゼロに近い」です。
まず、ペットボトル飲料水には「食品衛生法」が適用されるのに対し、水道水には「水道法」という安全管理が何倍も厳しい法律が適用されていて、日本の水道水は安全面・品質ともに世界的に見ても間違いなくトップクラスのものです。
そして皆さんが不安に思う塩素やカルキも、体に害がないと言われている量よりさらに少ない量で、人が一生飲み続けても問題がないほど微量なんだとか。
飲み水って大抵は置きっぱなしにしているものなので、逆に塩素が入っていなければ雑菌がどんどん増殖して、そっちのほうがよっぽど危ないと思いませんか?
結局のところ、飲み水としてベストなのは何か
上記の解説で、カルシウム・マグネシウムが入っているミネラルウォーターも、塩素が入っている水道水も、どちらも健康上何の問題もなく安心して与えられることが分かりました。結論、どちらを与えてもらっても構いません。
……でも、
どんなに安全と言われていても、「カルシウム・マグネシウムが少なくて、塩素やカルキが入っていなくて、雑菌の心配もないお水」があればそりゃあそっちの方がいいに決まってる。
私、自分が飲む分にはわざわざミネラルウォーターを買わなくても水道水で十分なんですが、愛犬が口にするものには徹底的にこだわりたい人間なので、よりよいお水を求めて、結果たどり着いたのがウォーターサーバー。
そこまでする必要はないのかもしれませんが、なにせ過保護すぎる私なので、現在はプレミアムウォーターというサーバーのお水に頼っています。
富士山の玄武岩層、地下約200メートルから汲み上げられた天然水はコチラ
とりあえず我が家はこれからもしばらくウォーターサーバーのお世話になると思います。